PROJECT

看護実践力ブロッサム開花継続プロジェクト

看護実践力ブロッサム開花継続プロジェクトとは

看護実践力ブロッサム開花プロジェクトでは、「理知に富んだ教育」が花言葉である八重桜をプロジェクトのシンボルとしています。病院看護部と医学部保健学科が連携した教育プログラムや教育体制を開発・整備することで看護学生の実践能力の質を保証し、看護職員の看護実践能力の質の持続的な向上を図り、将来に向けたキャリアパスを構築することを目的に活動しています。平成25年度で文部科学省大学改革推進事業としてのプロジェクトは終了しましたが、26年度からは、病院の経済的支援を受け事業内容の継続をしています。

平成21年度から5か年の文部科学省大学改革推進事業として推進してきた「看護実践力ブロッサム開花継続プロジェクト」の成果が評価され、事業期間が終了した平成26年度からは事業継続のため、病院より毎年約1,235万円の予算が認められました。これにより、九州大学病院看護部において、自律して事業継続できるよう支援体制を整備しました。

取り組みの概要

平成21年度〜25年度までの「看護実践力ブロッサム開花プロジェクト」では、【教育プログラム開発】【教育指導者養成】【人事交流】【キャリアパス構築】の4本柱で事業に取り組み、効果的な人材養成システムとして事業を推進させてきました。

平成26年度からの「看護実践力ブロッサム開花継続プロジェクト」では、5か年間で構築した人材養成システムを持続的に継続できるよう、4本柱の取り組みの継続可能な体制を再検討しました。その結果、5か年の取り組みプログラムを再編し、再分類・集約した上で、プログラム毎にワーキンググループを立ちあげ、取組みを推進させることにしました。
下図は平成26年度からの取組み実施体制図となります。

取組みの再編

25年度まで6つのワーキンググループから構成されていた取組みを26年度からは5つのワーキンググループに集約しました。

各ワーキンググループにおいては、部署の看護師長をワーキンググループ長とし、育成された教育指導者や各プログラムに関連性の高い部署の看護職員に中核メンバーを担ってもらい、育成された教育指導者の教育に関する看護実践能力を研鎖させ、各指導者としての資質の向上を図るとともに、九州大学病院看護部として組織としての教育実践能力の強化を図っていきます。また、各ワーキンググループには看護キャリアセンターのメンバーを配置し、保健学部門や各部署と連携して、教育のマインドを継続して育成していけるようにしています。

開発した人材養成モデル等の普及について

プロジェクトで開発した人材養成モデル等を院内だけでなく、社会へ還元し普及を促進するべく、広報活動を積極的に行ってきています。

プログラムの一部は地域にも公開・開放し、実際に地域の看護職員がプログラムに参加しました。
情報発信は、学会発表、雑誌への投稿、報告会を中心として広報を継続していきます。その一環として専用ホームページにて進捗状況を公開し、地域と双方向的に情報伝達・交換を行っていきます。また、平成26年度からも重要な取り組みの一つとして人材養成モデル等の普及に努めてまいります。

〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
TEL/FAX:092-642-5553

Email:nursing_career_center@
med.kyushu-u.ac.jp

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